レッスン再開後にやってきたこと

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    これまでの4回にわたって、子供時代の挫折の原因と、それをリベンジするためにやってきたことを書いてきた。

    再開組の強み?は、自分の弱点を知っていることだと思う。
    もう、同じことは繰り返したくない、同じことでつまづきたくない、と切に思っていた。
    大人の今だこらこそ、その時に足りなかったものを補って、なんとか「自分の思うように弾けるところ」まで持っていきたい、そう思うのだ。

    それには、これまでに書いたように自分の弱点を徹底的にやること、たぶんそれは、「基礎からやり直す」ということに尽きるのだけど、そのために何が必要かというと、
    「時間」
    なのだ。

     

    私も含めて再開組が後悔しているのは、ピアノをやめずに続けていればよかった、ということ。
    そして、もっと真面目に練習してもおけばよかった、ということ。
    特に、子供の頃からブランクなく続けている人など見ると、私もそうしていれば、などと切なくなってしまう。
    でも、それと同じように、大人になってからピアノを始めた人は、子供の頃にピアノを習っていた人をうらやましく思っていることも、ピアノ仲間の様子からわかる。たとえブランクがあったとしても子供の頃にやっていた人は違うわよ、と二言目には言われる。弾けて当たり前のように。

     

    で、時間の話に戻るけど、
    「毎日コツコツ練習する」
    に限るのだ、やっぱり。

    時間がある日はもちろん弾ける限り弾くけど、忙しい日でもなんとか10分でもピアノに触るようにした。
    1小節でも、ハノン1回でも。
    その10分で、できてない所、苦手な所からやる。
    これが子供時代と違うところだ。
    子供の頃はできるところばかり弾いて、できないところは練習しなかった。面白くなかったのだろうけど、これでは上達するはずかない。

    私は、上達の度合いは練習時間に比例すると思う。
    もちろんどんな練習内容かにもよるけど、本当に上達したかったら、子供時代と違い目的意識と計画性を持ってピアノに向かうことができるから、大人は。

     

    昔、娘がバレエを習っていた頃、その発表会直前のレッスンの際、先生が大人のレッスン生の指導に時間をかけ過ぎていると苦情を言っている保護者が多かった。
    バレエはクラスレッスン、つまりみんなで一緒にレッスンを受けるからね。その時によって先生も指導の時間配分など違うわけです。

    今さら大人に時間を取らなくても、将来ある子供たちの指導をもっとしてほしい。大人が発表会に出てもねぇ、なんて声が多かったのだ。実は私も少しそう思っていた。
    けれど先生曰く、「大人の生徒はとても熱心。親に無理やり連れてこられて嫌々レッスンを受けている子供と違って、真面目に取り組んでおられます。」
    当時は、一体どういうことか意味がわからなかったけど、今ならよくわかる。
    仕事や家事を終え、レッスン場に入ったらすぐにストレッチをはじめ、わからないところは進んで質問し、空き時間があれば常に鏡の前でポーズのチェックをされていた生徒さんたちは、今の自分と同じだな、と思う。

     

    「好き」でやっている。
    「楽しくて」やっている。
    だから、練習も苦にならないし、ピアノに向かっていると時間がたつのもあっという間。
    ほんのちょっとの隙間時間も惜しんで苦手な部分を繰り返し練習する。

    子供時代からは考えられないくらい不思議なことだ。
    そして、そんな地道な練習は身を結ぶのだ、いくつになっても。

     


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