レッスン再開後にやってきたこと

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    40歳を過ぎてレッスン再開してから丸々7年。
    子供時代に弾けなかった曲、知らなかった曲を、当時よりも確かなメカニックとテクニックで弾けるようになりました。(あくまでも、自分比)
    この7年の間に発表会や、その他イベントでのステージも25回以上経験しています。(絶賛更新中!)

    そんな私の、レッスン再開後からの練習内容、心がけてきたことなどを書いてみます。

    「子供の頃にピアノをやめた理由」でも書いたように、私は基礎練習不足で行き詰って面白くなくなってやめたので、とにかく基礎(指の独立、、音の粒をそろえる、運指を守る、など・・・メカニックといいます)それを徹底的にやり直すことにしました。

    中1でモーツァルトのソナタまでやっていたので、ある程度の基礎知識は身についているつもりでしたが、30年近くピアノを弾いていないと「弾く」ということに関してはほぼ初心者同様でした。

    ですので、以下の方法は、大人からはじめた方にも十分適用できると思います。特にクラシックを弾きたい方には。

     

    「ハノン」

    再開後の最初の先生は、私の考えを尊重して「ハノンの1番から」と「ブルグミュラーの穴うめ」からさせてくださいました。

    ちなみにハノンは子供時代に前半の第1部とスケールまでやっていました。

    ハノンは、最初のうちはテンポは遅めに設定してでも、音の一粒一粒を確実に弾けることを重要視して丁寧に。

    もちろん、常にメトロノームを使って正確なテンポを意識しながら弾きます。

    最初のうちから♩108でできるようになることに気張らず、ゆっくり目でもいいので丁寧に練習すればいつの間にかはやくひけるようになります。

    それよりも、♩60でフォルテで弾いたりピアニッシモで弾いたり、巻頭にあるリズムの一覧を参考にリズム練習を取り入れるのがオススメ。私はこれをかなりやりましたが、とても良かったと思っています。

    リズム変奏のパターンが22ありますが、番号によってどのリズムを適用したら効果的なのか、というのがあります。

    例えば11番の「ドミラソラソファソ〜」では、5と18のリズム、13番の「ミドファレソミファソ〜」だったら、17と21のリズム、というように。

     

    後半のスケールやアルペジオも同様に。あせらず自分に合った速さで丁寧に弾くことを心がけました。

    再開して何年もハノンを練習してきているので、今では指定テンポで弾けます。


    ハノンを1冊、最後までやるのに3年弱くらいかかっていると思います。

    今でもそうですが、「ピアノに向かったらまずハノンを弾く」という習慣をつけると指がよく動くようになると思います。たとえ5分でも、10分でも。

    中には、大人のピアノにハノンは必要ないと言われる方もいますが、私の経験上ハノンを毎日少しづつでも練習することは、スポーツの際の筋トレやストレッチと同じもので、なくてはならないものですし、これを地道に続けてきたから、リストやベートーベンのソナタがきちんと弾けるようになったと思うのです。

    演奏を質の良いものにしたいのなら、基礎練習は欠かせません。

     

     

    「ブルグミュラー」

    再開当初からハノンと並行して練習していたブルグミュラー。

    「ブルグミュラーの穴うめ」というのは、子供時代にやっていなかった番号の曲をひとつひとつやっていくというこです。

    全25曲のうち半分ぐらい残っていた穴うめですが、先生は私の好きな順番でやらせてくださいました。
    音価を保つことなど、とにかく楽譜に忠実に弾くことを言われました。この基本中の基本がなかなかできてないもの。

    再開後1年半ほどは電子ピアノで練習していたので(子供の頃のアップライトは引っ越しの際処分していたため)、レッスン室のグランドピアノではpとかppの音がうまく鳴らせずに、よく抜けていた。小さい音を出す方が難しかったことを覚えています。これは実際メカニック的にそうなのですが・・・今でも弱音を出す方が難しいと感じるので。

    フレージングにも注意して練習しました。シンプルな曲でも歌うように。
    あと、ペダルなんか踏もうものなら、足がガクガクになるほどの筋力不足にはちょっと自分でも驚きました。

    ピアノは意外と体力使いますね。

     

    子供の頃に弾けていた記憶と、今、頭ではわかっているはずなのにそれが思うように弾けないもどかしさ。

    そう、もどかしさ。
    これをよく感じていた・・・。2年目くらいまでは。

     

    ただ、今ブルグミュラーの楽譜を見ても、再開後の先生の書き込みが一切ないし自分の書き込みもない。
    大人の生徒には、あまり口出し手出しされないタイプの先生だったのかもしれません。
    先生が弾いて見せて教えてくださったことも、手や指のフォームや使い方も、一切注意を受けたことがなかった。
    このことが、3年後の飽和状態(ある程度のテンポから上げることができない、音の粒が揃わないなど)を招いたのかもしれなかったのです。
    とりあえず楽譜どおりには音は弾けるし、自分の表現をさせてもらえたけど、これが真のクラシックの勉強ではなかったと知ったのは、次の先生に変わってからでした。

    今思えば、再開したてのこの3年間のうちにもう少しクラシックをしっかり見ていたでける先生にあたっていたらと思うのですが、楽器店で習い始めるとこういうミスマッチも起こります。この点についてはまた今度書きます。
    この先生はどちらかというとポピュラーを教える方がお好きだったのだろうと思います。
    そして、ほめ上手。

    発表会では背のびした選曲も認めてくださったり、とにかく私のやりたい曲をすべてやらせてくださった。
    そして、表現も本当に好きにさせてもらった。
    この先生のおかげで、人前で自分を表現する楽しさが身についたのです。

     

    大人のピアノでは、もしかしたらメカニックよりもこっちの方が大事なんじゃないか、と思うときもあります。

    これまでの人生経験が、演奏に、音に出る。
    その人の個性が出て、味わい深い演奏。
    大人になった今だからこそできる表現。

    私は、再開後の最初の先生が、この先生だったから、今まで楽しくレッスンを続けてこれたのだと思っている。
    そして、先生にはツェルニーの40番の前半までお世話なり、先生は自己都合で退職。

     

    ブルグミュラーを全部終え、ツェルニー100番に入った時のことはまた次に。

     


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